トップへ戻る

偽文士日碌

八月一日(日):341-342

「世界を変える日本人」の収録だったが、ゲストが野口聡一だったの
で吃驚する。いろいろ聞きたいことがあったのだが、大江健三郎の謂
う「愚かなテレビ人種」が、「どうしたら宇宙に行けますか」などの
馬鹿な質問ばかりするので、とうとう何も聞けなかった。でも握手を
二度もしてもらったし、最後に「もっとお話をうかがいたかったので
すが」と耳打ちしたところ、プロデューサーに、何かあればいつでも
とJAXAのロゴ入り、「宇宙飛行士」の肩書きの名刺を託けてくれ
た。NASAという字の入ったメール・アドレスも書いてあったので
甥っ子(東大・宇宙航空工学大学院在学中・宇宙飛行士志望)のこと
などを書いて送り、いろいろ教えてもらうことにしよう。
 池上彰もゲストだった。「世界を変えたエラい人BEST3」とい
うのをやったのだが、いつも子供を相手に話しているだけあって、常
識的な話をえんえんとやられると、まるで小学校で授業を受けている
気分になってしまう。それでも未知の基礎的知識をいくつか得られた
ことは収穫だった。
 次のゲストは内藤大助。小柄なので驚いたが、実にいい男である。
訥弁だし方言も出るし、こういうゲストは番組始まって以来だが、お
れにとっては実に新鮮だった。高速のピンポン玉をよけるゲームをや
った時も魅力的だった。 
 二本撮りで、一本は二時間スペシャルだったので、帰宅は八時半。
ページ番号: 341 342

「次のページへ」や、「前のページへ」をクリックすると、ページがめくれます。