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偽文士日碌

十月十三日(水):381-382

 午後二時、文藝春秋・丹羽君が出版メディア担当の目崎敬三と、東
京カルチャーカルチャー店長の横山伸介をつれて来宅。十一月二十三
日の火曜日(勤労感謝の日)お台場の東京カルチャーカルチャーに
て行われる「筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ」
の打合せである。これは飲食しながらのトークイベントであり、開場
十七時・開演十八時・終演二十時で定員は百二十名。前売券が二千八
百円から三千円。たちまち売切れになりそうである。来られない人は
生ライブのネットから参加していただくことになる。
 まずはスクリーンにウィキペディアの「筒井康隆」を修正できる状
態で映し、この間違いを生ライブで修正しながら、作家生活五十年を
振り返る。次いでネットやツイッターで集めた「筒井康隆への質問」
におれが答えるというトーク。続いて「現代語裏辞典テスト」という
のを行う。これは本に収録されている項目、収録されていない項目を
とりあげ、早いもの勝ちで答え、これは本の通りに答えてもよし、本
より面白ければ、また、収録されていない項目の場合はおれの審査で
面白いものを次の版に載せるというテスト大会である。優秀な人には
その場で賞品が授与される。最後はおれの朗読で終るが、作品は未定
である。当日は「現代語裏辞典」、「壊れかた指南」、外国の翻訳書
などの署名落款本を販売することになる。やれやれ。当分このための
準備に追われそうだ。
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