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偽文士日碌

十月二十二日(水):809-810

 昨夜は「ニッポンの出番!」第一回めを見たが、おれの発言のほと
んどがカットされていたのは「ビーバップ」と同じ。
「筒井康隆コレクション」第一巻の後記を書き、発送。絵本「駝鳥」
の絵ができてきた。福井江太郎の独特のシャープな絵が美しく、恐ろ
しい。さっそく感想と謝意を書きメールで送る。青山ブックセンター
でやった佐々木敦との対談は「文學界」新春号に掲載されることにな
った。来年の二月号ということか。
 一時。ホリプロ柳井の迎えで雨の中をTBSへ。またしても「ニッ
ポンの出番」への出演である。好評だということで今後もしばしば引
っ張り出されるらしい。今日の第二回めは一時間なので楽である。レ
ギュラー以外のメンバーは南アフリカ出身のハルト・ヤコべス・バン
・トンダ、サウジアラビア出身のバシャール・トリキスターニ、ニュ
ージーランド出身のラッセル・グドール、そして前回と同じサラ。今
回はサラと小林由未子に挟まれた席だった。冒頭、「八十歳の老人を
引張り出して」と、前回と同じ言葉で笑いをとる。この回は十一月四
日火曜日七時からの放送となる。四時帰宅。
 夕食時、喜美子さんから光子に電話。新さんは少し持ち直したらし
く、言葉も出て、便通もあったそうだ。予断を許さぬ状態だから、前
もって出演する諸処に伝えておく。それにしても悲しいことだ。本当
の弟以上の弟だったのに。
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