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偽文士日碌

十一月十六日(日):823-824

 この前のビーバップの収録はパリからの飛行機が飛ばず、リンゴが
来られないというハプニングがあった。何かのロケで行っていたらし
い。同行したモモコは前日に帰ってきていたのだがリンゴが不在。現
在タイの上空、などと無責任な予想が飛ぶ。かわりに司会をモモコと
たむけんがやって面白かったが、ずいぶん早く終ってしまった。最初
の収録では増山君の本を推薦。あとの回の収録の最後に、遅まきなが
ら「繁栄の昭和」を紹介させてもらう。帰宅後、無事に帰ってきたリ
ンゴからお詫びの電話があったが、むろん彼女のせいではない。
 十四日の金曜日に上京。晩飯は、ずいぶん長く行っていないからと
いう光子の主張で「重よし」へ。わが家に寄るのは面倒とタクシーで
南国酒家の前まで行き、キャリーバッグを引っ張って店に入る。あい
かわらずの美味珍味。予想通り蟹、松茸などが出る。関西には滅多に
ないメゴチの天麩羅が旨かった。最後は鉄火丼でしめくくる。またキ
ャリーちゃんを引っ張って九時に自宅へ。テレビのニュースを見なが
らなので大量の郵便物の整理に一時までかかってしまう。
 昨日は郵便物の返事などに費やし、今日は日曜日で郵便物もメール
もあまり来ないからやっと少し落ちつき、「メタ・パラの七・五人」
を四、五枚書き継ぐ。
「旅のラゴス」とジブリに関してとんでもない風評が出回っている。
困ったことだ。いくら売れたってちっとも嬉しくない。
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