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偽文士日碌

十一月二十日(木):825-826

 上山克彦からのメールで納谷六朗の死去を知る。わが大一座の実質
上の座長として長年つきあってくれ、おれが司会していたNHKのソ
リトンにも出てくれた。すでに亡くなった兄の悟朗さんと共に、しば
しばおれの芝居に出てくれた。歌舞伎にまで助演として出てくれた。
懐かしい人が次つぎに死んで行く。悲しいことだ。
 ひやー。新さんが死んだと思ったら健さんまで死んじまった。いい
男だった。男の中の男が少なくなっていくなあ。
 メタパラを書き継いで現在十五枚。遅遅としてはかどらない。
 昨日は「所さんのニッポンの出番!」の収録。二時にホリプロ柳井
が迎えに来てTBSへ。十二月九日放送の二時間スペシャル。今回は
ホリプロ所属の春香クリスティーンと、ナビタイムのCMでお馴染イ
アン・ムーアが来た。春香は可愛く、イアンは面白い。 
 今日は午後からいつもお世話になっている光子に同伴してもらって
広尾のRサイエンスクリニックへ初めて行く。アロマオイルのマッサ
ージ、ビタミンCの点滴、首や肩へのレーザー照射など、いろいろや
ってもらう。院長の日比野佐和子医学博士には一時間もかけて右足拇
指の白癬菌の治療というとんでもないことをやってもらい、恐縮する
ことしきり。長年気にしていた爪が綺麗になってほっとした。テレビ
出演や外遊など、この多忙な佐和子先生に、これから先、歳を重ねる
につれて夫婦ともどもご厄介になるであろうことは明白である。
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