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偽文士日碌

十二月十七日(水):839-840

 東京のわが家がある選挙区渋谷では、民主党の長妻昭が当選しちま
やがった。煙草農家の敵。喫煙者の敵。まあ野党だから、どうせ何も
できまいが。同じく喫煙者の敵、小宮山洋子は引退したしな。
 来年一月五日発売号の「SAPIO」用に書いた原稿、担当の柏原
航輔からのメールで、内容を絶讃。タイトルが「孤独感の先には多幸
感が待っている」という長いものになるという報告。
「文學界」二月号の佐々木敦との対談「あなたは今、筒井康隆の文章
を読んでいる」のゲラを直す。さすが東大出の丹羽健介、直すところ
ほとんどなし。
 昔おれの担当で長篇「旅のラゴス」はじめ多くの短篇を雑誌に掲載
してくれた徳間書店の菅原善雄が永眠。土屋健も亡くなった。寂しい
ことだ。最近は親の訃報ではなく本人の訃報の方が多くなった。
「ビーバップ」の収録の翌日に上京。次の日はRサイエンスへ行き、
今日は四時半にホリプロ柳井が迎えに来てTBSへ。一月二十日オン
エアの「所さんのニッポンの出番!」の収録。ゲストの伊集院光はホ
リプロ所属、他に俳優城田優の母親ぺピー・フェルナンデスで、よく
喋る人だ。あとは準レギュラーのジェフとサラ。例によってのレギュ
ラー陣。今回は一時間番組なので楽であった。
 帰宅七時。ドンぺリを一本空ける。明日は朝の八時から空調の工事
が入るので、おれだけ大広間の板の間に寝かされることになる。
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