トップへ戻る

偽文士日碌

五月九日(土):871-872

 新たな長篇にとりかかろうとしているのだが、参考のための読むべ
き本あまりにも多く、調べもの多く、なかなか手がつけられない。朝
日新聞の大上朝美に助っ人を頼み、何やかやと調べてもらう。
 昨夜上京。ほんとは一昨日上京の筈だったのが、洗濯機が壊れ、G
W明けでないと修理に行けないというので、しかたなく昨夜の上京と
なったのである。今日はBS朝日の収録があり、移動日の次の日の収
録はつらいので、できるだけ避けていたのだったが。
 昨夜は久しぶりに「ほり川」で夕食。いつ予約しても満席だったの
で久しぶりなのだ。ご繁盛、結構なこととは思うが、最近は観光客が
増えてどこも満席のことが多い。自宅にたどりついてからは例によっ
て郵便物の整理。
 一時十五分、ホリプロ柳井が迎えに来る。今日はハイヤーなので煙
草も喫え、ご機嫌だ。池袋に着いたのが二時前。小さなビルの二階に
ある「天狼院書店」が本日の現場。「筒井康隆のこだわり本屋紀行」
という番組であり、なるほど和服で来てほしいというだけあって、い
かにもという本屋さんで、夏は中に扇風機を設置したというこたつで
本が読める。森葉子アナに紹介され、店長に紹介される。収録は各所
の本屋さんのロケをしたVTRをはさんでたっぷり二時間以上もかか
る。最後には「世界はゴ冗談」の宣伝をやらせてもらった。これは六
月二日の十一時から一時間の放送予定である。帰宅五時。
ページ番号: 871 872

「次のページへ」や、「前のページへ」をクリックすると、ページがめくれます。