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偽文士日碌

一月二十九日(金):933-934

 一昨日は楠瀬啓之からメールで「モナドの領域」が四刷になったと
のこと。人気では「旅のラゴス」と、上になり下になりしている。
 昨日は三時に朝日ネットの滝口副社長、森田真基、市川恵理、梅村
守が新年恒例の挨拶に来宅。日碌が一千ページに近づいてきたので、
そろそろ分冊にしようかという相談、その他ツィッターのことなど。
 夕刻、甘利大臣辞任の報道。つくづく政治家にならなくてよかった
と思う。なれるわけないけど。何もしていないのに追い落される。こ
れが世の中か。いやだいやだ。民主党その他の野党、ますます人気を
落すぞ。まあ「週刊文春」は商売だからしかたないだろうがね。
 今日もまたダブルヘッダー。まず三時に東京新聞・中日新聞の中村
陽子が女性カメラマン同行で来宅。中村さんは美人で可愛い。次いで
四時には「夕刊フジ」からインターヴューアーのたからしげるが、産
經新聞写真報道局の伴龍二同行で来宅。たからさんは十数年前にも一
度お逢いしている。断筆する少し前であったようだ。伴さんからは、
以前スペインのカメラマンから笑うなと言われたことを話すと、欧米
人には日本人の笑いが、人を馬鹿にしているように見えるので評判が
悪いのだという説を伺って驚く。あの時はたしか「作家たるものは笑
ってはいけない」と言われたように思っていたのだが。両紙とも掲載
は未定。今日も目まぐるしく働いてくれた光子には感謝感謝。夜のニ
ュースでは日銀のマイナス利下げに驚く。日本では初めての筈だ。
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