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偽文士日碌

三月十九日(月):1099-1100

 池澤夏樹が「ダークナイト・ミッドナイト」と「白笑疑」を朝日新
聞で褒めてくれたのは有難かった。最近の短篇を誰も評価してくれな
かったので、ほっとしたし、安心した。
 昨日は久しぶりにヘアカットに出かけたのだが、表参道まで来ると
太鼓の音が激しくなり、アイルランドのパレードをやっていた。その
うしろを横断して表参道ヒルズの一階通路を抜けて反対側の道路に出
たのだが、今日見るとそのことをツイッターの目撃情報に書かれてし
まっていた。「筒井康隆だ!と思う人がいて、後を追うと、表参道ヒ
ルズの駐輪場に消えていった。あれは筒井康隆だったのだろうか。筒
井康隆は原宿に住んでいる。ただ、自転車で移動するのか。ついてい
ったのだが、筒井康隆が自転車で表参道に来るか。顔面は完全に筒井
康隆だが、身体的にちょっと若い感じもした」わははははは。わしじ
ゃ。わしじゃ。そうか若いか。わははははは。
 町田康の「湖畔の愛」が送られてきた。「波」の五月号に書評を書
くこととなる。
 今日は二時に井田英登と池田真依子が来宅。九月二十四日のイベン
トの件である。会場を東京キネマ倶楽部にすると言う。鴬谷でやるこ
とになるので「新宿祭」というタイトルは変更しなければなるまい。
 貴公俊、暴力沙汰で今日から休場。なんてことだ。騒ぎの絶え間が
ない。
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