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偽文士日碌

四月二十五日(水):1105-1106

 昨日は五十四回目の結婚記念日だった。祝うために夫婦でテアトロ
・クチーナへ。お店がカンパリで祝ってくれた。タスマニア牛のソテ
ーが美味。
 午後七時から久世光彦演出の「響子」をBSでやっていたらしいが
もともと見る気はなかったから見逃したというものではない。久世さ
んからロバート・デ・ニーロの芝居を要求されたことを思い出した。
演技には大いに自信ありだ。
 大江健三郎全集の第一回配本記念に、「群像」で大江さんについて
蓮實重彦と対談することになった。昔読んだだけなので忘れてしまっ
ているため、第一回配本の二冊のゲラを送ってもらって読みはじめて
いる。短篇多数の中に「万延元年のフットボール」と「洪水はわが魂
に及び」の長篇二作が含まれているので、読むのに時間がかかる。対
談までに間に合うかどうか。 
 今日はビーバップ。最初は「大阪・摩訶不思議な寺社ランキング」。
山坂神社の思い出を語る。次が「新薬開発の舞台裏」。「エンガッツ
ィオ司令塔」の話をする。最近は収録が早く終り、まだ明るいうちに
帰宅できたりする。
 セクハラ問題でテレビがえらく騒いでいる。異性にモテず、二枚目
意識も持てない人はセクハラに走るしかない。気の毒としか言いよう
がない。
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