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偽文士日碌

六月二十六日(火):1117-1118

 七月十三日に発売される「読書の極意と掟」の帯に、世田谷文学館
・筒井康隆展の百円割引券がつくことになった。税込みで六三七円だ
から、展覧会が一般で八百円ということを考えればかなりお得ではな
いかと。
 一昨日はホリプロ柳井がどかっと六、七人のクルーをつれてきて、
時ならぬ我が家での撮影会となったが、この撮影には情報解禁日があ
るため残念ながら詳細が書けない。
 光子が接待で大活躍だったから、きょうは久しぶりに「重よし」へ
連れて行く。彼女は最初はお銚子だったがすぐ白ワインに変更。これ
が滅茶旨だったらしくてやや飲み過ぎる。おれは八千代伝。料理はま
ず空豆のゼリー寄せに鬼ぐるみのソース。岩手県の春しめじの茶碗蒸
し。鰹の叩きの藁焼き。東京湾の鱚と百合根の天ぷら。鳥貝のぬたと
佐賀県の生雲丹と東京湾のメサバ。はもの葛たたき。横須賀のマコガ
レイの刺身。長良川の鵜が取った鮎の塩焼き。これは一匹しかなくて
光子は普通の鮎。東京湾のワタリガニ。干し海老のだしをかけた賀茂
茄子。天然巻きエビの天丼。デザートは桃とプラムと杏とサクランボ
のコンポート、あく巻の唐揚に和三盆黒蜜。帰宅九時半。
 渡部直己がセクハラをしたとやらでツイッターでは大騒ぎ。昔は格
好よくてさぞかしモてたのだろうが、今や歳をとった。まあ女性の方
も文学者は虞犯者という認識がなかったのだから不用心だ。
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