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偽文士日碌

八月一日(水):1127-1128

 今日のビーバップは一時前のお迎え。西宮から名神高速に入って吹
田で下り、万博記念公園の中央口へ。しばらくハイヤーの中で待つう
ちロケバス二台が到着。他の出演者と合流。前の方の席で江川達也と
並んで掛ける。最初は歩いて公園内へ。ドローンが蚊の羽音のような
不気味な音で飛んでいて、上からわれわれを撮影している。太陽の塔
の前でオープニングのおしゃべり。今日は公園内貸切りで閑散として
いる。司会はリンゴ・モモコで今日の先生は大阪府大特別教授の橋爪
紳也。他にはタムケンとチュートリアルの徳井と福田、それに川添佳
穂アナ。太陽の顔を間近で見るのは五十年ぶりである。何やかや喋り
ながら塔に入る。生命の木を見るのは初めてだ。岡本太郎や小松左京
の話になったのでいろいろ昔のことを喋りながら塔の内部を頂上まで
登る。エレベーターで降りてまたロケバスに戻り、アメリカ館のあっ
た場所へ。森の中の記念碑の下に建物は埋められている。付近の森の
樹はすべておれより若いということになる。またロケバスで今度は鉄
鋼館へ。ここだけは当時のパビリオンをそのまま残していて、EXP
O70の記念館といった趣き。当時のコンパニオンの服を着た川添ア
ナの出すクイズにおれが正解する。会期中に出産した女性がひとりだ
けいたのである。エンディングはまた太陽の塔の前で、飛んで行くド
ローンに全員が手を振る。
 ハイヤーで帰宅。思いがけぬ長丁場で、七時になってしまった。
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