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偽文士日碌

十二月二十三日(月):1245-1246

 二十一日の土曜日に、北九州市立文学館館長の今川英子と学芸員の
稲田大貴が来て、十一月三日より開催する「日本SF 文学クロニク
ル」の監修を頼まれる。メールでは一度お断りしたのだが、どうして
もということである。上京や帰神の際は、ひとりだと不安なので常に
妻と一緒なのだと訴えたところ、ならば妻同伴でと申し出られ、つい
に引き受けた。まあ、まだ先の話なので、体調次第でどうなるかわか
らない。
 文春の田中光子経由で、代官山の蔦屋書店で松浦寿輝との対談をや
ることになった。六十人しか入れないらしい。三月六日の金曜日、午
後七時からである。詳細は追って発表する。
 一日早いがクリスマス・ディナーにテアトロ・クチーナへ夫婦で出
かける。先日タウン誌の「神戸っ子」の新年号にこの店のことを書い
たので、昨日は女性編集者がひとりでランチを食べに訪れたと言う。
法蓮草の自家製パスタにソーセージミートのラグーソース、トレビス
という赤いキャベツのような野菜とリンゴのリゾット、牧草牛のフィ
レ肉のステーキ、パネトーネのスフォルマートなどの珍味。
 メリー・クリスマス! 
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