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偽文士日碌

六月十六日(火):1281-1282

「ジャックポット」を三十五枚書いたところで、少なくとも我が国で
はコロナが小康状態にあるので、いったんここで完結にしたらどうか
と新潮社の矢野君にお伺いを立て、原稿をメール送稿すると、早速八
月号に載せると言ってきた。ちょうど光子も読んで「早く発表した方
がいい」という意見だったので、原稿をプリントアウトする。レター
パックがなくなっていたので、光子に買いに行ってもらう。なんだか
慌ただしいが面白い。
 昨日はメルカリのモノガタリに送った「花魁櫛」が、ナチュラル・
ローソンの店舗で、レジ袋に印刷されて六月二十四日から三日間配布
されるということで、そのサンプルを送ってきた。このショート・シ
ョートは他の作家の作品と異なってツイッターでの連載前に読めるの
で、特別に一店舗限定だそうである。レジ袋は「地球にやさしいサス
テナブルなレジ袋」ということで、芝浦海岸通店でのみ百枚限定で配
布されるそうだ。わが「花魁櫛」のツイッターでの発表は六月三十日
である。
「一九五五年二十歳」の載った「野性時代」も送られてきた。わが会
議室「笑犬楼大飯店」ではさっそく皆が資料を出してきて見せてくれ
ている。よくまあこんなものが残っていたものだと感心するようなも
のもある。懐かしい。
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