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偽文士日碌

十二月七日(水):1005-1006

 留萌駅から増毛駅までが廃線になった。せっかく高倉健の主演映画
になっていながらなんてことだ。増毛の海岸線を「増毛灘」と名付け
てそれを駅名にし、かの名曲「マシュケナダ」を流し続ければ客も増
えただろうに。
 朴槿恵大統領が日本に政治亡命して銀座で韓国料理の店をやれば大
流行りだろうなあ。
「SAPIO」の正月用の原稿を書く。いつも老人問題ばかりだ。一
昨年は「孤独感の先に多幸感が待っている」というものを書いたが、
去年はモナド騒ぎで書けず、今年は「安楽死と尊厳死」というものを
書く。一月五日発売号である。  
 今日はビーバップの収録日。一回目が七回目の出演になる富澤一誠
さん。「出逢いが生んだ歌がある 名曲に秘められた“涙の名曲”」
「青春時代の思い出の歌謡曲は何か」と聞かれ、「灰田勝彦の東京の
屋根の下」と言ったが、誰も知らなかった。あとは「幸せなら手を叩
こう」を除いておれの知らない曲ばかり。サビの部分で知っているメ
ロディもあったが。二回目が「困った時の質問力 心を揺さぶる話し
方」で、四回目の出演となる高嶋ちほ子さん。二人だけの会話をして
いて雰囲気が悪くなった時どうするかという質問で、おれは「たとえ
それが自分の発言によるものであってもほっておく。具合が悪いのは
相手の方である」と乱暴なことを言う。
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