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偽文士日碌

一月二十二日(水):731-732

 いつもの時間に迎えのハイヤーが来て、大阪・朝日放送へ。本年最
初の収録は一本目が「メイドインジャパン・チョコレート」で、ゲス
トは食文化研究家の藤原浩。日本製チョコレートの歴史。
 二本目は「偉人たちの別人伝説」で、講師は高校教諭の河合敦。徳
川家康、明智光秀、源義経、シェークスピアなどの別人伝説。
 終了後、八塚彩美アナウンサーとハイヤーに同乗、例年の如くたむ
けんの店へ行く。新年宴会なのである。昨年浜口順子の座った場所に
今年は初参加の八塚彩美、彼女を挟んでモモコ、向かいがリンゴ。そ
の隣に矢澤克之プロデューサー。本日の焼酎は「魔王」である。咽喉

を庇ってソーダ割りで飲む。焼き肉は相変わらず旨い。上等のミノが
絶品。大量に食べる。モモコからは、彼女が現場で目撃したデヴィ夫人
往復ビンタ事件の詳細を聞く。たむけんが前の席にやってきて歓談。
ソーダ割りを五、六杯飲み、最後に冷麺を頂く。帰り際、恒例の挨拶
をさせられた。今年で八十歳になる、と言うと皆が喚声をあげる。
「このての番組のレギュラーで最高齢が何歳なのかは知らないが、記
録を作りたい。死んでも死後硬直のままで出演する。もしほんとに死
んだらミイラにして、わしの席に置いてもらいたい。視聴率上がるだ
ろうなあ」自慢ではないがお笑いの連中をこれだけ笑わせ得る文化人
はおれくらいのものだろう。また全員が店の前まで見送りに出てきて
記念写真。ハイヤーで帰宅、十一時。
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