トップへ戻る

偽文士日碌

二月十九日(木):147-148

 朝日ネットの山本社長、森田真基、市川恵理が、梅村守と一緒にや
ってきた。梅村氏は朝日ネットをやめてすぐ、葉子夫人と共に豪華客
船で世界一周旅行に出かけ、帰ってきたばかりで、今日はその挨拶で
ある。森田君と市川さんはこのブログの面倒を見てもらっている人た
ちだが、縦書きソフトがなくなったことを嘆くと、社長ともども開発
を考えると言ってくれた。実現すれば有難いことだ。
 夜は光子と世田谷パブリック・シアターへ大駱駝艦の公演を見に行
く。案内状をくれた村松卓矢は伸輔の友人で、武蔵野美大時代、一緒
にインド冒険旅行をした仲である。今は大駱駝艦で麿赤児の次の座を
占めている踊り手であり、自分のグループも持ち、その演出をし、ニ
ューヨーク公演もしている。
 病気の後なので心配していたのだが、麿赤児、よくからだが動いて
いた。踊りは相変わらず怖い。そして滅茶苦茶面白い。若い連中がた
くさん育ってきているのも頼もしい。そして今回は、全体の半分以上
音楽なしという試みがあった。そして、逆にその方が音楽を効果的に
使えたようだ。
 荒木経惟のうしろの席だったが、わざと話しかけず、終了後に肩を
叩いた。共にロビーのレセプションに残る。メイクをしたままで出て
きた麿赤児に挨拶し、ちょっと話す。村松君も出てきて光子と話す。
 帰宅十時半。
ページ番号: 147 148

「次のページへ」や、「前のページへ」をクリックすると、ページがめくれます。