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偽文士日碌

六月十九日(土):321-322

 朝は晴れていたのだが、いつ雨になるかわからないというので、新
さんは早く出発したがっている。すでに朝食は食べたらしいので、お
れたちもホテル二十二階のレストランで朝食をとる。ヴァイキングは
いつも家で食べているのとほとんど同じものがすべて揃っていて、特
にしらすの大根おろし和えはすばらしい。
 ホテルを九時に出発。浦戸大橋を渡って桂浜へ行く。ここの砂は黒
い。雨が強くなってきたので坂本龍馬像は見なかった。
 高知ICから高知自動車道に入り、高松に入って川之江からは高松
自動車道となる。高松を過ぎてさぬき市に入る。まさに讃岐うどんの
本場である。これを食べたかったのだ。津田の松原ICで、讃岐うど
んを食べる。以前に讃岐うどんの名店と言われた店で食べたのとだい
ぶ違うので、半生の讃岐うどんを買っていくことにする。ここの展望
台からは津田の松原が見渡せた。
 ふたたび高松自動車道で鳴門に出て、大鳴門橋を渡る。昨日来た高
速道路を神戸に向う途中、津名一宮でいったん降り、近くの蛸せんべ
いの里というところで蛸せんべいを買い込む。食べ出すとやめられな
いから買うなと新さんが言う蛸せんべいである。その向かいの野菜ば
かりの直売店で、またしても姉妹は安い安いと言いながら大量に買い
込む。岩屋から船に乗ろうとしたものの、船は出たばかり。一時間も
待ってはいられないのでまた明石海峡大橋を渡り、垂水に帰着。
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