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偽文士日碌

十月十九日(金):1149-1150

 世田文の瀬川、中垣ご両所が来宅。対談、朗読、オークションなど
についてさまざまな打合せをする。出品するのは「宝島」の表紙にな
った断筆人形、断筆祭の手ぬぐい、断筆グッズ(断筆祭のネーム入り
鉛筆五本、ボールペン三本、ノート一冊)、パプリカのフィギュア、
ポルノ惑星のサルモネラ人間のフィギュア、時をかける少女のフィギ
ュア、「現代語裏辞典」「ビアンカ・オーバースタディ」「巨船ベラ
ス・レトラス」その他のポップ、昔愛用したサングラス、素通しの眼
鏡、「ジーザス・クライスト・トリックスター」「影武者騒動」「ス
タア」「第一回冷やし中華祭り」「第二回冷やし中華祭り」のポスタ
ー、新刊告知の書店用ポスター二十一種、筒井康隆デモテープ(名場
面集)、筒井康隆SF蔵書(蔵書印押捺)多数(高価なもののみ列記
するとJ・G・バラード「ヴァーミリオン・サンズ」、ストルガツキ
ー兄弟「ラドガ壊滅」と「不可能の公式」、エドモンド・ハミルトン
「星々の轟き」、スタニスワフ・レム「泰平ヨンの未来学会議」、そ
の他サンリオ文庫のお宝本が二十五冊)、そして極めつけが若い頃お
れの描いた油絵「原宿駅付近」、「ダンシング・ヴァニティ」の表紙
になった人形(表紙だと二体だが実は一体のみ)等等である。まず最
初は十一月三日の菊地成孔と対談する日に小生が競りをやる。心配な
のはこれを読んだ古書店やグッズのプロの連中がやってこないかとい
うことである。こっちも対策を考えなきゃあな。
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